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PSYCHO-PASS サイコパス

Psycho-Pass

人の心理傾向や犯罪性向を数値(犯罪係数)で計測・管理するシビュラシステムが普及した22世紀の日本を舞台に、公安局刑事課一係の新任監視官・常守朱が執行官の狡噛慎也らとともに凶悪犯・槙島聖護を追う警察SFアニメ。TVアニメ1期(全22話、2012〜2013年)、2期(全11話、2014年)、劇場版(2015年)ほかを含むシリーズ。

ジャンル:
SF / ディストピア / 犯罪 / サスペンス
媒体:
アニメ / 映画
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PSYCHO-PASS サイコパスの年表20件の出来事

西暦2071年(推定)大事件推定

シビュラシステム施行

約10年間にわたる省庁再編・行政改革と「職業適正考査」の大規模化を経て、厚生省主導のもとシビュラシステムが正式に施行される。人の心理状態・性格傾向をサイマティックスキャン技術で数値化し、個人の職業配置や生活設計を包括的に管理する体制が確立した。

シリーズ設定資料・作中言及より。正確な施行年は公式設定に基づく。

シビュラシステム施行サイマティックスキャン社会制度2071年
西暦2100年代初頭(推定)大事件推定

公安局刑事課の整備と監視官・執行官制度の確立

シビュラシステムの拡大に伴い、厚生省傘下に「公安局刑事課」が整備される。犯罪係数が基準を超えた潜在犯を狩るための専門組織として、ドミネーターと呼ばれる携行型計測・制圧銃を用いる監視官と、潜在犯でありながら現場捜査に就く執行官という二層構造の法執行制度が確立した。

TVアニメ1期全編を通じて描写される世界設定。

公安局刑事課監視官執行官ドミネーター制度確立2100年代
西暦2109年(推定)大事件推定

狡噛慎也、監視官として着任——「標本事件」に巻き込まれる

公安局刑事課一係の監視官として着任した狡噛慎也は、部下の佐々山光留が連続猟奇殺人「標本事件」の被害者として遺体で発見されたことにより精神的打撃を受け、犯罪係数が上昇する。犯人追跡を治療より優先した結果、潜在犯と判定され執行官に降格された。

TVアニメ1期作中回想・スピンオフ小説『名前のない怪物』より。1期開始の約3年前と設定される。

狡噛慎也佐々山光留標本事件執行官降格犯罪係数上昇前日譚2109年
西暦2112年11月(推定)大事件推定

常守朱、公安局刑事課一係に配属

最高値のサイコパスを持ちながら自ら刑事課を志望した新任監視官・常守朱が、刑事課一係に配属される。監視官として宜野座伸元と組み、執行官の狡噛慎也・征陸智己・縢秀星・六合塚弥生を指揮する立場となった。同日、朱は初動対応で執行官への銃の向け方に迷うなど、現場の現実を体感する。

TVアニメ1期第1話。

常守朱宜野座伸元狡噛慎也征陸智己縢秀星六合塚弥生常守朱配属刑事課一係1期開始2112年
西暦2112年(推定)大事件推定

槙島聖護、一係の視野に入る——「免罪体質」の発覚

一連の凶悪事件の黒幕として槙島聖護の名が浮上する。槙島は凶行を重ねながらもドミネーターの計測では犯罪係数がほぼゼロを示すという「免罪体質」の持ち主であり、シビュラシステムによる司法処断が不可能な存在であることが判明する。狡噛は槙島が標本事件の真犯人でもあると確信を深める。

TVアニメ1期中盤。免罪体質はシリーズの核心的設定。

槙島聖護狡噛慎也常守朱槙島聖護免罪体質ドミネーター無効犯罪係数ゼロ2112年
西暦2112年(推定)大事件推定

王陵璃華子事件——槙島に唆された高校生による連続殺人

私立桜霜学園の美術部長・王陵璃華子が、槙島聖護の思想的影響を受け、同学園の女生徒を誘惑・殺害して父(著名画家)の作品を模倣した「標本アート」を展示するという事件が発覚する。一係が王陵を追い詰めるが、槙島に始末される形で終わる。

TVアニメ1期第5〜7話付近。

王陵璃華子槙島聖護常守朱王陵璃華子標本アート桜霜学園槙島の影響2112年
西暦2112年(推定)大事件推定

槙島、常守朱の友人・尾形を殺害——朱との直接対決

槙島聖護は常守朱の親友・尾形靖子を朱の目の前で殺害し、朱に槙島を銃で狙わせる。しかし槙島の犯罪係数がゼロであるためドミネーターは非致死モードにしか切り替わらず、朱は槙島を射殺できない。この経験が朱の「法とは何か」という問いを深化させる転換点となる。

TVアニメ1期第11話「天国への扉」。

常守朱槙島聖護尾形靖子尾形靖子死亡ドミネーター無効槙島と朱の対決法の限界2112年
西暦2112年(推定)大事件推定

槙島、妨害ヘルメットを配布——都市部でサイコハザード誘発

槙島はチェ・グソンらと協力してサイマティックスキャンを無効化する「妨害ヘルメット」を市中にばらまき、ドミネーターによる犯罪係数判定を不能にする。スキャンを逃れた市民が暴徒化し、都市部でサイコハザード(集団的な心理汚染)が発生。社会秩序に深刻な混乱をもたらした。

TVアニメ1期中盤〜後半。

槙島聖護チェ・グソン妨害ヘルメットサイコハザードシビュラ妨害暴動2112年
西暦2113年(推定)大事件推定

縢秀星、シビュラシステムの正体を目撃して消える

執行官の縢秀星は、ノナタワー最下層でシビュラシステムの本体が多数の「免罪体質者の脳」の集合体であるという衝撃の真実を目撃する。その直後、禾生壌宗(シビュラ代行者)によって消処分される。縢の生死はその後も作中で明示されていない。

TVアニメ1期第16話付近。縢の生死は作中で明示されない。

縢秀星禾生壌宗シビュラの正体脳の集合体ノナタワー縢秀星消息不明2113年
西暦2113年(推定)大事件公式

シビュラシステムの正体——免罪体質者の脳の集合体

シビュラシステムの実体は、犯罪係数を計測できないサイコパス的人格(免罪体質者)の脳を多数接続したオーガニック・ネットワークであることが明らかになる。人道的な計測ツールとして機能するシビュラの核心が、人権を無視した脳の摘出・流用という非倫理的基盤の上に成り立っていた。

TVアニメ1期第16話前後。シリーズ最大の核心設定。

禾生壌宗シビュラの真実免罪体質者脳ネットワークシビュラ正体2113年
西暦2113年(推定)中事件推定

槙島の思想——「自らの意思で行動する人間だけが価値を持つ」

槙島聖護は「人間は自らの意思に基づいて行動するときのみ価値を持つ」と主張し、シビュラの判定に従うだけの市民をむしろ価値なき存在と見なす。この思想からシビュラシステムの破壊を目指すようになる。多くの読書・哲学・文学への傾倒が彼の言動の背景をなす。

TVアニメ1期全編を通じた槙島の言動・名言より。

槙島聖護槙島の思想自由意志シビュラ批判哲学2113年
西暦2113年(推定)大事件推定

槙島・狡噛・常守——ノナタワー決戦と槙島の逃亡

厚生省ノナタワー(シビュラ中枢)への槙島の強襲を察知した一係が現場へ急行する。狡噛と朱が槙島を追い詰めるが、槙島はシビュラ代行者・禾生とも対峙した後に逃亡する。狡噛は単独追跡を続け、朱との方針の乖離が深まる。

TVアニメ1期後半(第16〜17話付近)。

槙島聖護狡噛慎也常守朱禾生壌宗ノナタワー急襲槙島逃亡狡噛単独追跡2113年
西暦2113年(推定)大事件推定

槙島、食糧インフラ破壊を企図——ハイパーオーツ農場へ

逃亡した槙島聖護は次の破壊計画として、シビュラ管理社会を支える主要食糧「ハイパーオーツ」の農場インフラをウイルスで壊滅させ、日本社会の根底から揺さぶることを目論む。一係は農場への移動中の槙島を追跡する。

TVアニメ1期終盤(第20〜21話付近)。

槙島聖護狡噛慎也常守朱ハイパーオーツ食糧テロ農場槙島最終計画2113年
西暦2113年(推定)大事件推定

征陸智己の死——息子・宜野座を守り爆発に巻き込まれる

槙島が仕掛けたトラップに宜野座伸元が捕らわれ、征陸智己は息子を救うために自ら爆発の中に身を投じ命を落とす。父子関係が修復されないまま迎えた最期であり、宜野座は父の死を目撃したことで精神的打撃を受け犯罪係数が上昇、執行官へと降格される。

TVアニメ1期終盤(第21話付近)。

征陸智己宜野座伸元征陸死亡宜野座執行官降格父子自己犠牲2113年
西暦2113年(推定)大事件推定

狡噛、槙島を射殺——1期の決着

麦畑で追い詰められた槙島聖護と狡噛慎也が最後の対決を迎える。朱による生け捕り確保は間に合わず、狡噛は槙島を自らの手で射殺する。狡噛はその後、公安局による身柄拘束を避け国外へ逃亡。一係の追跡に区切りがつく。

TVアニメ1期第21〜22話。

狡噛慎也槙島聖護常守朱槙島死亡狡噛逃亡1期決着最終決戦2113年
西暦2113年(推定)大事件推定

常守朱、シビュラの「申し出」を拒絶——新たな監視官として継続

シビュラシステムはその正体を知った常守朱に対し、「社会の安定のためにシビュラの存在を受け入れさせる理想的サンプル」として協力を求める。朱はこれを拒絶し、システムの内側から変革の余地を探ることを選び、監視官として職務を続ける決意をする。

TVアニメ1期第22話(最終回)。

常守朱禾生壌宗常守朱の決断シビュラとの対峙1期ラスト2113年
西暦2114年(推定)中事件推定

2期開始——鹿矛囲桐斗の登場

1期事件から約1年半後の2114年、常守朱は刑事課一係の主任監視官として職務を継続している。新たな脅威として、シビュラシステムに自身のサイコパスを計測させることのできない人物「鹿矛囲桐斗」が出現。かつて起きた旅客機墜落事故の202人の生存者の身体組織を移植された複合的存在であり、シビュラの識別を逃れる。

TVアニメ2期(2014年放送)。作中時間は1期から約1.5年後。

常守朱鹿矛囲桐斗2期開始鹿矛囲シビュラ識別不能集合体2114年
西暦2114年(推定)中事件推定

2期——「集合サイコパス」の問い・シビュラの進化

2期では、個人の犯罪係数だけでなく集団のサイコパスを判定できるかという問いが中心テーマとなる。鹿矛囲はシビュラの盲点を衝き、集団心理への適用を迫ることでシステムそのものを変容させようとした。シビュラは最終的に集合サイコパスを計測する機能を取り込むことで自己進化する。

TVアニメ2期(2014年)全11話。

鹿矛囲桐斗常守朱集合サイコパスシビュラ進化2期テーマ2114年
西暦2116年(推定)中事件推定

劇場版——シビュラシステム、東南アジア連合に輸出

2期事件から約2年後の2116年、日本政府はシビュラシステムを紛争地帯であるSEAUn(東南アジア連合)に試験導入する。SEAUnの浮遊都市「シャンバラフロート」に展開されたシビュラは一時的な安定をもたらすが、反体制テロリストが日本に侵入しシビュラ中枢への攻撃を企図する。

劇場版PSYCHO-PASS サイコパス(2015年公開)。

常守朱劇場版SEAUnシャンバラフロートシビュラ輸出2116年
西暦2116年(推定)中事件推定

劇場版——狡噛慎也、SEAUnで再登場・朱との再会

常守朱はSEAUnに単身渡航し、反体制武装勢力の戦術顧問として活動している狡噛慎也と再会する。1期決着から3年が経過しており、二人はそれぞれの信念を抱えたまま再び同じ戦場に立つ。劇場版はシビュラシステムの海外展開という新たな問題に焦点を当てる。

劇場版PSYCHO-PASS サイコパス(2015年公開)。

常守朱狡噛慎也劇場版狡噛再登場SEAUn常守朱と狡噛の再会2116年

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