七つの大罪
The Seven Deadly Sins
鈴木央による少年漫画。3000年前の聖戦で魔神族を封印した中世ヨーロッパ風の架空王国ブリタニアを舞台に、聖騎士長殺害の濡れ衣を着せられた伝説の騎士団〈七つの大罪〉と、王女エリザベスが再集結し、魔神族復活・十戒との戦い・メリオダスとエリザベスの呪いの解放へと至る壮大な物語。2012〜2020年『週刊少年マガジン』連載、全41巻。
- ジャンル:
- 少年漫画 / ファンタジー / アクション / バトル / 冒険
- 媒体:
- 漫画 / アニメ / 映画
七つの大罪の年表20件の出来事
魔神族と女神族、永きにわたり均衡を保ちながら対立する
魔神王と最高神を頂点とする魔神族と女神族は、互いの力が拮抗していたため大規模な衝突を避けながら長期にわたり対立を続けていた。この均衡が崩れることが後の聖戦の遠因となる。
十戒の統率者メリオダス、女神族のエリザベスと恋に落ち魔神族を離反
〈慈愛の戒禁〉を持つ十戒の統率者メリオダスは、女神族の最高神の娘エリザベスと出会い恋に落ちる。魔神族を裏切り十戒の仲間2名を手にかけた後、エリザベスとともに魔界を離れた。この離反が聖戦の直接的な発端となる。
女神族、他種族を糾合し魔神族打倒の連合〈スティグマ〉を結成
女神族の四大天使リュドシエルを中心に、妖精族・巨人族・人間族が連合〈スティグマ〉を結成し、魔神族との全面戦争(聖戦)に突入する。メリオダス・エリザベスもスティグマ側として参戦した。
最高神と魔神王、メリオダスとエリザベスに「永遠の生」と「永劫の輪廻」の呪いを課す
聖戦の最中、魔神王と最高神に追い詰められたメリオダスとエリザベスは命を落とす。魔神王はメリオダスに「永遠の生(死んでも蘇るが感情を失い続ける)」の呪いを、最高神はエリザベスに「永劫の輪廻(人間として生まれ変わり記憶を取り戻した3日後に死ぬ)」の呪いを与えた。
— 呪いの詳細は原作25〜28巻付近で明かされる。エリザベスは107回目の転生が現代の本編のエリザベス。
女神族、「常闇の棺」を用いて魔神族を封印。自らも肉体を失い姿を消す
決定打を持てない女神族は、最終手段として魔神族全体を「常闇の棺」に封印する。その代償として女神族は自らの肉体を維持できなくなりブリタニアから消滅した。十戒も封印され、魔神族は3000年間地上から姿を消すこととなる。
王国誕生祭の朝、聖騎士長ザラトラスが暗殺される。七つの大罪が犯人として指名手配
リオネス王国の誕生祭の朝、聖騎士長ザラトラスが弟ドレファスとヘンドリクセンの謀略によって殺害される。七つの大罪はその罪を着せられ王国を追われ、各地に散り散りとなった。
第三王女エリザベス、移動酒場「豚の帽子亭」のメリオダスと出会い、七つの大罪探索を依頼
聖騎士に占拠されたリオネスを脱出した第三王女エリザベスが、移動酒場「豚の帽子亭」の主人メリオダスと出会う。国を救うため七つの大罪を再結集させる旅が始まる。豚の霊ホークも行動を共にする。
— 原作1巻第1話冒頭。
バン、バステ監獄から救出される。ディアンヌ・キングとも再会し合流
メリオダスとエリザベスはバステ監獄に囚われていた〈強欲の罪〉バンを救出する。旅の中で〈嫉妬の罪〉ディアンヌと〈怠惰の罪〉キングも合流し、七つの大罪の再結集が進む。
〈色欲の罪〉ゴウセルと〈暴食の罪〉マーリンが加わり、七つの大罪が揃う
旅の中で〈色欲の罪〉ゴウセル(十戒の無欲のゴウセルが創造した魔道人形)と〈暴食の罪〉マーリンが合流し、七つの大罪が10年ぶりに全員揃う。最後の一人〈傲慢の罪〉エスカノールとの再会はこの後となる。
七つの大罪、リオネス王都に突入。真犯人ヘンドリクセンを撃破し王国を奪還
七つの大罪はリオネス王都に突入し、魔神の血で強化された聖騎士長ヘンドリクセンと全面衝突する。メリオダスのリベンジカウンターによってヘンドリクセンが打倒され、王国奪還が達成される。七つの大罪は英雄として讃えられる。
ヘンドリクセン打倒直後、封印されていた十戒が復活しブリタニアへ侵攻
ヘンドリクセンが常闇の棺の欠片を使って十戒の封印を解放したことで、魔神族の精鋭〈十戒〉10名がブリタニアに復活する。各地で人々に戒禁を発動させ壊滅的な被害をもたらした。
最後の一人〈傲慢の罪〉エスカノールが合流し、七つの大罪が完全体となる
各地に潜伏していた最後の一人〈傲慢の罪〉エスカノールが七つの大罪に合流する。昼間は無双の力を誇り夜間は非力になるという特異な体質を持つ人間の聖騎士であり、太陽の恩寵「サンシャイン」を宿している。
十戒に敗れたメリオダス、死亡し煉獄へ。感情を失った身体が魔神族側に取り込まれる
十戒との激戦でメリオダスは命を落とす。呪いにより魂は煉獄へと落下し、残された肉体は感情を失ったまま魔神族に利用される。魔神王はメリオダスの感情を肉体から切り離して煉獄に閉じ込めた。
メリオダスが魔神王の息子・元十戒の統率者であること、エリザベスとの3000年の呪いが判明
メリオダスの正体が魔神王の長男で元十戒の統率者であること、エリザベスは3000年にわたって107回転生してきた最高神の娘であることが明かされる。二人の呪いの内容と聖戦時代の過去が仲間に示される。
不死身のバン、煉獄に飛び込みメリオダスの感情を取り戻す
不死身の体を持つ〈強欲の罪〉バンが煉獄へと向かい、時間の流れが異常な煉獄で約60年間戦いを経験しながらメリオダスの感情(魂)を救い出す。この戦いでバンはホーク(ホークの兄ワイルド)の力も借りる。
エスカノール、全魔力を燃焼させた「天上天下唯我独尊 極」で魔神王を追い詰め、力尽きて死亡
肉体を乗っ取った魔神王と対峙したエスカノールは、自らの命と引き換えに全魔力を解放した奥義「天上天下唯我独尊 極(ザ・ワン アルティメット)」を発動する。マーリンへの長年の想いを告白した後、燃え尽きるように死亡した。
ゼルドリスの肉体を乗っ取った魔神王を、メリオダスとエリザベスが合体技で撃破
魔神王は息子ゼルドリスの肉体を乗っ取り地上に現れる。煉獄を脱し父と同等の力を得たメリオダスと、女神の力を取り戻したエリザベスが合体技「神食らい」で魔神王を撃破する。
メリオダス、魔神王撃破後に呪いを自ら砕く。エリザベスの永劫の輪廻も解放
魔神王を撃破したメリオダスは本来の魔力を取り戻し、自らを縛る「永遠の生」と、エリザベスを縛る「永劫の輪廻」の2つの呪いを打ち砕く。3000年にわたる悲劇の連鎖が終焉を迎える。
マーリン、混沌の力でアーサーを蘇生。二人はブリタニアから姿を消す
マーリンの真の目的はアーサーを「混沌の王」として覚醒させることであった。魔神族や女神族をも超える「混沌」の力を宿したアーサーがマーリンとともにブリタニアから姿を消し、その行方は謎のままとなる。
メリオダスとエリザベスが結婚し、リオネス王国の新王に即位。仲間たちも新たな道へ
呪いから解放されたメリオダスとエリザベスは結婚し、メリオダスはリオネス王国の新王となる。バンとエレインも結婚して息子ランスロットをもうける。ディアンヌとキングは妖精王の森へ戻り、七つの大罪はそれぞれ新たな道を歩み始める。やがてメリオダスとエリザベスの息子トリスタンが誕生する。
— 原作41巻(最終巻)エピローグ。トリスタンは続編『黙示録の四騎士』の主要人物。
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