魔法少女まどか☆マギカ
Puella Magi Madoka Magica
架空の都市・見滝原市を舞台に、謎の使者キュゥべえと契約して魔法少女となった少女たちが魔女と戦う物語。魔法少女が魔女へと変容するシステムの真実と、主人公・鹿目まどかが宇宙の理を書き換えるほどの願いを持つに至る過程を描く。暁美ほむらの繰り返す時間遡行が重要な構造をなす。
- ジャンル:
- ダークファンタジー / 魔法少女 / SF / 心理劇
- 媒体:
- アニメ / 映画
魔法少女まどか☆マギカの年表12件の出来事
【最初の時間軸】暁美ほむらが見滝原中学に転入し、まどかと出会う
最初の時間軸において、暁美ほむらは心臓病を患う内向的な少女として見滝原中学に転入した。魔法少女であった鹿目まどかと巴マミに助けられ感謝したほむらは、自らもキュゥべえと契約して魔法少女となった。しかしワルプルギスの夜との戦闘でまどかは死亡し、まどかへの思いを持ったほむらは願いを唱えて過去へと遡行した。
— TVアニメ第10話「もう誰にも頼らない」より。正確な西暦は公式未明示のため推定。
暁美ほむらがまどかを救うべく同じ時期を繰り返し、複数の時間軸を経験する
ほむらの固有能力である時間操作により、同じ時期(見滝原中学への転入から数週間)が何度も繰り返された。各周回でまどかは異なる形で消えるか魔法少女として死亡し、ほむらのみが全時間軸の記憶を保持した。脚本家は具体的なループ回数を明言しておらず、「完全に心が死ぬほどではない回数」とされる。
— TVアニメ第10話・脚本家虚淵玄インタビューより。
本編時間軸:暁美ほむらが見滝原中学二年に転入し、鹿目まどからと出会う
本編の物語が展開される時間軸において、時間遡行を経て戦士的な外見と態度を身に付けた暁美ほむらが見滝原中学二年に転入した。すでに魔法少女として活動していた巴マミと出会っていた鹿目まどかは、キュゥべえと出会い魔法少女への勧誘を受ける。ほむらはまどかを魔法少女にさせまいと阻止しようとする。
— TVアニメ第1話「夢の中で逢った、ような…」より。
巴マミが魔女・シャルロッテとの戦闘で死亡し、魔法少女の過酷な実態が示される
魔法少女として経験豊富な巴マミは、まどかと美樹さやかを連れて魔女の結界に踏み込んだ。しかし魔女・シャルロッテとの戦闘で油断した瞬間に頭部を噛み砕かれ即死した。仲間の死を目撃したまどかとさやかは魔法少女の危険性を改めて認識する。
— TVアニメ第3話「もう何も恐くない」より。
美樹さやかが契約し魔法少女となるが、ソウルジェムが魂そのものであるという真実が判明する
幼馴染の上条恭介を癒したい一心で美樹さやかはキュゥべえと契約し魔法少女となった。しかし後に、ソウルジェムは魔法少女の「魂」そのものであり、肉体は単なる操り人形に過ぎないという事実がほむららによって示される。さやかはこの衝撃的な真実に苦しみ、精神的に追い詰められていく。
— TVアニメ第4〜6話より。
キュゥべえの正体「インキュベーター」が、宇宙のエネルギー問題解決のために魔法少女システムを運用していることが判明
キュゥべえの正体は「インキュベーター」と呼ばれる地球外生命体の端末であり、感情のエネルギーを宇宙の熱的死に抗うエネルギー源として収集する目的で地球に来ていた。魔法少女が希望から絶望へ転落する際に発生するエネルギーを搾取するため、魔法少女を魔女へと変容させる仕組みが意図的に設計されていたことが明かされる。
— TVアニメ第8〜9話より。
美樹さやかのソウルジェムが完全に汚濁し、さやかは魔女「オクタヴィア・フォン・ゼッキエンドルフ」へと変容する
絶望と自己矛盾を重ねた美樹さやかのソウルジェムは穢れが極限に達し、さやかは魔女「オクタヴィア・フォン・ゼッキエンドルフ」へと変容した。魔女となったさやかは佐倉杏子と暁美ほむらの前に立ちふさがった。この展開は魔法少女が必然的に魔女へと至るシステムの実証として機能する。
— TVアニメ第8〜9話より。
佐倉杏子がさやかを道連れにして自滅し、ほむらが見滝原市ただ一人の魔法少女となる
魔女となったさやかを正気に戻すことを試みた佐倉杏子は断念し、さやかの魔女もろとも自らのソウルジェムを破壊して共に消滅した。これにより見滝原市の魔法少女は暁美ほむら一人となり、最強の魔女「ワルプルギスの夜」の来襲を単独で待ち受けることを余儀なくされた。
— TVアニメ第9話「そんなの絶対おかしいよ」より。
最強の魔女「ワルプルギスの夜」が見滝原市を直撃し、街が壊滅的な被害を受ける
ほむらが幾度の時間遡行でも倒せなかった最強の魔女「ワルプルギスの夜」が見滝原市に出現した。ほむらは蓄積してきた火器や爆発物で応戦するが対処しきれない。壊滅的な被害が拡大するなかで鹿目まどかが覚醒し、キュゥべえと契約して介入する直前の局面が訪れる。
— TVアニメ第11〜12話より。
鹿目まどかが「すべての魔女をその生まれる前に消す」という願いでキュゥべえと契約し、宇宙の法則を書き換える
ほむらの無数の時間遡行によって因果の糸が凝縮され、史上最大の魔力を持つ存在へと成長していた鹿目まどかは、「すべての魔女をその生まれる前に消し去ること」をキュゥべえに願った。この願いはあらゆる時間軸・宇宙の歴史に干渉する普遍的法則の書き換えとして成立し、魔法少女が魔女へと変容するシステムそのものを宇宙から消滅させた。
— TVアニメ第12話「わたしの、最高の友達」より。
鹿目まどかが概念として宇宙に編み込まれ、現実世界から消滅した世界が再構成される
まどかの願いが成就したことにより、彼女は現実の存在としては消滅し、「魔法少女が絶望から守られる」という新たな宇宙の法則そのものへと昇華した。再構成された世界では魔女は存在せず、代わりに「呪い」と呼ばれる脅威と戦う魔法少女の姿が描かれる。まどかを覚えているのは暁美ほむらただ一人となった。
— TVアニメ第12話「わたしの、最高の友達」エピローグより。
新時間軸の暁美ほむらが「呪い」と戦う魔法少女として、まどかの意志を継いで戦い続ける
新たな法則の世界でほむらは魔法少女として「呪い」と戦い続ける。まどかの存在を誰も覚えていないなか、ほむら一人がその記憶と意志を胸に抱いて戦場に立ち続ける。劇場版「叛逆の物語」ではこの後の展開として、ほむらが独自の選択をする物語が描かれる。
— TVアニメ第12話エピローグ・劇場版「叛逆の物語」接続部より。
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