黒執事
Black Butler (Kuroshitsuji)
19世紀末のヴィクトリア朝イギリスを舞台に、ファントムハイヴ伯爵家の少年当主シエルと、彼と魂の契約を結んだ悪魔の執事セバスチャン・ミカエリスが、女王の番犬として社会の闇を暴く物語。枢やなによる月刊GファンタジーでのSQ漫画。
- ジャンル:
- ダーク・ファンタジー / ミステリ / 少年漫画
- 媒体:
- 漫画 / アニメ / 映画
黒執事の年表12件の出来事
シエルと双子の兄の誕生
ヴィンセント・ファントムハイヴとレイチェルの間に双子が誕生した。兄は「シエル」として洗礼を受け、弟は名を持たないまま育てられた。二人は容姿が酷似していたが性格は対照的で、弟は内気で喘息持ちであった。このファントムハイヴ家の双子の誕生が、後の悲劇と謎の発端となる。
— 作中回想・設定資料による。シエルの誕生日は12月14日と複数箇所で明示されている。
ファントムハイヴ家の惨劇と双子の拉致
10歳の誕生日の夜、ファントムハイヴ邸が何者かに急襲された。当主ヴィンセントと妻レイチェルをはじめ、タナカを除く使用人全員が殺害された。双子の兄弟は生き残ったものの、奴隷商人に売られてある人物の手に渡り、黒ミサの儀式に供物として連れて行かれることになった。
— 作中回想シーンおよびのちの巻で明かされる真相による。
悪魔との契約・セバスチャンの召喚
カルト集団の儀式中、弟のほうの少年が極限の怒りと憎悪から悪魔を召喚し、魂と復讐を引き換えに契約を結んだ。召喚に応じた悪魔はセバスチャン・ミカエリスと名乗り、儀式の参加者を全員抹殺した。以来セバスチャンは少年の執事として仕え、復讐完遂まで魂の回収を猶予することとなった。
— 時期は惨劇(1885年12月)直後とされ、1886年1月ごろと推定される。
ジャック・ザ・リパー事件の調査
ロンドンのホワイトチャペル地区で娼婦を標的とする連続殺人事件が発生した。被害者は遺体が切り裂かれ子宮を摘出されており、犯人は「ジャック・ザ・リパー」と呼ばれた。ヴィクトリア女王の命を受けたシエルとセバスチャンが捜査に乗り出し、真犯人はシエルの叔母マダム・レッドと死神グレルであることが判明した。
— manga 3〜5巻。史実のジャック・ザ・リパー事件(1888年)と時期を合わせた作中設定。
シエルの13歳の誕生日・インド王子ソーマとの出会い
シエルが13歳の誕生日を迎えた。同時期にインドのコリカタ州藩王の第26王子アグラワイン・ドール・ソーマがロンドンに滞在し、侍従アグニとともにシエル邸に現れた。ソーマとアグニの登場はシエルの日常に変化をもたらし、カレー対決を含む一連の事件へと発展していった。
— manga 4〜5巻。誕生日は12月14日と明示。
ノアのはこ舟サーカス潜入調査
ロンドンに興行に訪れた「ノアのはこ舟サーカス」の公演地で子供の失踪事件が相次いだ。女王の命を受けたシエルとセバスチャンは、それぞれ「スマイル」「ブラック」として入団し内部から調査した。調査の結果、失踪した子供たちとバロン・ケルヴィンの関与が明らかとなった。
— manga 6〜8巻。2月という時期はファンwikiのTimeline記述による。
ファントムハイヴ邸での殺人晩餐会事件
ファントムハイヴ邸で開かれた晩餐会の最中に謎の連続殺人が発生し、セバスチャン・ミカエリスが「死亡」した。招待客として同席していた若き作家アーサー・コナン・ドイルが事件の解決に協力し、シエルは自らの名誉回復を果たした。事件には超自然的な要素が絡み合っていた。
— OVA「Book of Murder」に対応するエピソード。3月という時期はファンwikiのTimeline記述による。
豪華客船キャンパニア号での死体実験調査
豪華客船キャンパニア号に乗船したシエルとセバスチャンは、オーロラ協会が行っていた死体を操る「グロテスクドール」実験の調査にあたった。船内でゾンビ化した乗客による大規模な騒乱が発生し、死神のアンダーテイカーの正体が離反した死神であることが明らかになった。
— manga 11〜14巻。映画「黒執事 Book of the Atlantic」にも映像化。
ウエストン校への潜入と内部抗争の調査
女王の命でシエルはセバスチャンとともにウエストン校に潜入し、上流階級子弟が通う同校で起きていた内部抗争と謎の人物失踪を調査した。名門校の四寮制度と旧来の権力構造を利用した欺瞞が明らかになり、シエルはクリケットの試合を通じて事件の解決を図った。
— manga 14〜21巻。4〜6月という時期はファンwikiのTimeline記述による。
スフィアミュージックホール調査と本物のシエルの帰還
ロンドンで流行するスフィアミュージックホールの不審な信者獲得活動を女王が調査させた。調査の過程で、ファントムハイヴ邸に「本物のシエル」が現れる衝撃的な事態が発生した。主人公として描かれてきた「シエル」は実は弟であり、兄の名と立場を継いでいたことが明らかとなった。
— manga 21〜28巻あたり。11月という時期はファンwikiのTimeline記述による。
本物のシエルのファントムハイヴ邸占拠
復活した本物のシエル・ファントムハイヴが支持者を引き連れてファントムハイヴ邸に乗り込み、伯爵位と家名の奪還を宣言した。弟である主人公の立場が根底から覆され、ファントムハイヴ家の当主をめぐる権力闘争が本格化した。アンダーテイカーら複数の人物がこの事態の裏で動いていることが示唆された。
— 11月15日という日付はファンwikiのTimeline記述による。
縁者編・ファントムハイヴ家の継承をめぐる戦い
本物のシエルの帰還後、ファントムハイヴ家の正統な当主をめぐる対立が続いた。主人公の弟と兄・本物のシエルの双方が、それぞれの支持者・協力者を巻き込みながら争いを続けており、背後にある黒幕の意図と復讐の真相が徐々に明かされていく過程が描かれている。連載継続中のため結末は未確定。
— 月刊GファンタジーにてGファン2006年10月号より連載継続中。結末は未確定のため needs_review とした。
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