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AKIRA

1988年の旧東京爆発(第三次世界大戦の発端)から31年後の2019年・ネオ東京を舞台に、バイク暴走族の少年たちが超能力をめぐる軍・反政府組織・覚醒する友人の狭間で巻き込まれる物語。大友克洋による漫画(1982〜1990年連載)・アニメ映画(1988年公開)。

ジャンル:
SF / サイバーパンク / アクション / ディストピア
媒体:
漫画 / 映画
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AKIRAの年表11件の出来事

1988年7月(作中明示)大事件公式

関東に新型爆弾が炸裂し旧東京が壊滅、第三次世界大戦が勃発する

1988年7月、関東地区上空で未知の爆発が発生し旧東京は壊滅した。この爆発は第三次世界大戦勃発の引き金となり、世界規模の大戦争が展開した。爆発の核心には超能力実験体「アキラ」の制御不能なエネルギー解放があったとされ、軍は事実を秘匿した。

映画冒頭テロップ・作中の台詞的説明による明示。

アキラ東京爆発第三次世界大戦超能力実験1988年大戦前夜
2019年(作中明示)大事件公式

第三次世界大戦から31年後のネオ東京が描かれ、オリンピック招致を翌年に控えた繁栄と腐敗が同居する

旧東京の廃墟上に東京湾岸を埋め立てて建設されたネオ東京は、2019年時点で翌年の五輪開催を控え表面的な繁栄を見せていた。一方で腐敗した議会政治、テロ・暴動、暴走族による抗争が日常化しており、社会不安が底流に渦巻いていた。反政府ゲリラ勢力も活動を活発化させていた。

映画冒頭テロップ・作中設定による。

ネオ東京オリンピック招致社会不安2019年ネオ東京
2019年(作中明示)大事件公式

金田ら暴走族がネオ東京の廃道を走行中、超能力実験体の少年タカシと遭遇する

少年院の職業訓練校に通う金田と鉄雄らバイク暴走族は、封鎖された高速道路上で軍の施設から連れ出されていた超能力実験体の少年・タカシ(26号)と衝突した。タカシは反政府ゲリラに奪われた軍の機密と誤認されており、軍の追跡を受けていた。

金田鉄雄タカシバイク暴走族超能力実験体衝突2019年ネオ東京
2019年(作中明示)大事件公式

鉄雄が軍に連行され、超能力の保有が確認されて実験体41号として研究施設に収容される

タカシとの衝突で負傷した鉄雄は軍に連行された。施設での検査により、鉄雄が1988年に旧東京を壊滅させた超能力実験体「アキラ」と同等の潜在能力を持つことが大佐らによって確認された。鉄雄は実験体41号として施設に収容され、投薬と実験が繰り返された。

鉄雄大佐超能力発現軍の実験41号2019年ネオ東京
2019年(作中明示)大事件公式

鉄雄が超能力を自覚して施設を脱走し、能力の暴走が始まる

施設での実験と投薬によって覚醒した鉄雄は自らの超能力を自覚し、制御薬の服用なしに施設を脱走した。鉄雄の能力は急速に増大し、抑制が困難な状態となった。ナンバーズ(他の実験体の子供たち)による阻止も跳ね除けた鉄雄は、ネオ東京の街へと出た。

鉄雄ナンバーズ脱走超能力暴走能力覚醒2019年ネオ東京
2019年(作中明示)大事件公式

大佐がクーデターを決行し、超能力の脅威から市民を守るとして軍による権力掌握を行う

制御不能な鉄雄の超能力がネオ東京に多大な被害をもたらすなか、大佐は腐敗した議会政府に見切りをつけてクーデターを実行した。超能力の脅威から市民を守るという名目のもと軍が権力を掌握した。鉄雄はオリンピック会場の建設地に冷凍保存されたアキラの存在を知り、そこへ向かった。

大佐鉄雄クーデター軍事政権アキラの在処2019年ネオ東京
2019年(作中明示)大事件公式

鉄雄がオリンピック会場の地下でアキラの冷凍保存された遺体を発見し、覚醒を試みる

鉄雄は建設中のオリンピック会場地下施設に侵入し、厳重に保管されていたアキラの冷凍保存された遺体(残留するエネルギー体)を発見した。鉄雄は最強の超能力者として崇めるアキラの力を解放しようとしたが、アキラの実態は解剖・研究された末に残されたエネルギー器官の断片であった。

鉄雄アキラアキラの発見オリンピック会場超能力体2019年ネオ東京
2019年(作中明示)大事件公式

鉄雄の能力が臨界を超え、肉体が膨張・変容し制御不能の巨大な肉塊へと変貌する

アキラのエネルギーに触れた鉄雄の超能力は急激に臨界を超え、肉体の細胞制御が失われた。鉄雄の身体は異常増殖を起こして巨大な変容した肉塊へと変貌し、周囲を巻き込みながら破壊を続けた。大佐の命令による軍の攻撃も鉄雄を止めることができなかった。

鉄雄大佐能力暴走肉体変容ネオ東京破壊2019年ネオ東京
2019年(作中明示)大事件公式

アキラが目覚め、ナンバーズとともに鉄雄を別次元へと引き込む

制御不能となった鉄雄の前に、ナンバーズ(タカシら超能力実験体の子供たち)の呼びかけによってアキラが顕現した。アキラとナンバーズの力が結集し、膨張し続ける鉄雄を別次元の特異点へと引き込んだ。金田はその光の中に鉄雄とアキラが消えていく様を目撃した。

アキラ鉄雄ナンバーズ金田アキラ覚醒異次元特異点2019年ネオ東京
2019年(作中明示)大事件公式

ネオ東京が再び大爆発に見舞われ、金田ら生存者が廃墟の中で新たな出発を迎える

アキラと鉄雄が消えた後、オリンピック会場を中心にネオ東京は再び巨大な爆発に見舞われ、都市の広範な領域が壊滅した。金田とケイをはじめとする生存者は廃墟の中で生き残った。遠ざかるアキラの光の中に金田は鉄雄の意識が存続する気配を感じ取った。

金田ケイアキラ鉄雄ネオ東京再爆発都市壊滅生存者2019年ネオ東京
2019年以降(作中示唆)中事件解釈あり

廃墟から新たな秩序が芽生え、人類の能力進化の可能性が示唆される

二度の爆発で廃墟となったネオ東京の残骸の中で、金田たち生存者は新たな秩序の構築へと歩み始めた。アキラが示した現象は超能力という個人の能力を超えた人類の次の段階を示唆するものとして描かれており、大友克洋はこの結末によって人類の進化の可能性を提示した。

映画版結末の解釈。漫画版は独自の結末を持つ。

金田ケイ人類の進化新秩序廃墟からの再生2019年以降ネオ東京

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